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日立の蔵

江戸時代の骨格

日立にある江戸時代に建てられた蔵を改修しました。
現代の建物と比べその素地の違いに感嘆しつつ、何百年も前の大工棟梁と会話する感覚でスタートしたリノベーションです。

現在は120㎝角が一般的な柱の寸法、それに対し蔵の柱は165㎝角です。
また、内部空間は蔵という用途から清々しいまでのシンメトリー性があり、
且つ、モダニズムという言葉すらなかった時代の架構は、非常に合理的で機能的に架けられていました。
特に、丸太梁については機能主義を超えた遊び心というべきか、そばにあった曲がった丸太について考える当時の大工の姿が思い浮かびます。

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